その一報を聞いてまず思ったのが、猫と犬はどっちが引き取ったのか?と言う事。
どうやらそれが気になったのは私だけではなかったらしく、先日新聞連載中のエッセイの中でその件が詳しく書かれていた。
結論から言うと、犬の「とび」は三谷さんのもとに残り、猫の「ホイ」と「ペー」は奥様が連れて出て行ったそうな。
三谷さんは元々は猫嫌いで、結婚時奥様が猫連れだったため仕方なく一緒に暮らし始め、段々猫の虜になっていった典型的「猫マジック嵌り型」である。
その、元からいた2匹の猫と徐々に心を通わせ、ついには長寿の2匹が天寿を全うするまでのお話も先のエッセイに詳しい。
ホイとペーはお二人の結婚後、やってきた猫である。
2匹とも確か三谷さんが拾ってきたのではなかったか。
特にホイは三谷さんに懐いていて、きっと三谷さんの元に残るだろうなと思っていたのに、奥様が連れて行ってしまったのには驚いた。
三谷さんはホイと別れる前の晩、ホイを抱いて寝て夢を見た。
夢の中でホイは「新しい家に行ったら毎晩鳴いて馴染めないふりをして、必ずやここに帰してもらう」と、人間の言葉で力強く三谷さんに誓ったらしい。
三谷さんはその言葉を信じて今もホイの帰りを待っているのだが、当のホイは引っ越し初日から新居が気に入って、快適に暮らしているらしい。
うちがもし離婚したら…
子供はともかく、ライアンは絶対に私が引き取る。
その場合、悪いけど、私がライアンと出て行くのではなく、夫に速やかに出て行って貰う。
私は住み慣れたこの家で、ライアンと一緒に仲良く楽しく暮らす。
やがてはもっとたくさんの猫を引き取って育てよう。
生計は、空いた部屋を改造し、下宿屋を始めて賄う。
そして私は、厳正な面接を突破した向井理バリの男前ばかりの下宿生と、可愛いたくさんの猫に囲まれ、静かに楽しく余生を送る。
うん、理想的。
三谷さんの奥様も、今とってもワクワク状態なんだろうな。
だからホイにもその楽しいパワーが伝わって、父ちゃんとの約束を忘れさせてるに違いない。
三谷さん、負けずに前向きに、これからもどんどん面白い映画や舞台を創って下さいね。
残ってくれたとびちゃんに、「母ちゃんちに行くー」と夜な夜な鳴かれない事を祈ってます。
向井理バリの男前ってオレ様の事?
スポンサーサイト