ところが最近、暑くなってきたので薄い布団に変えた途端、夫の足元で寝るようになった。
夫は前述のタオルケット、私は夏用羽毛布団。
ライアンは間違いなくタオルケットの方が気に入ったのだ(食べるくらいだし)。
決して夫の方が好きになったわけではない。
たまたま「おや?今日はいつもの布団じゃないぞ」と思って、たまたま「こっちのタオルケットが自分好みの素材だ」って事に気付き、たまたま「そのまま寝ちゃった」って事なのだ。
猫は習慣の付きやすい生き物らしいから、一度習慣になると暫くは同じ行動パターンが続く。
この場合もタオルケットはすぐさま撤去したにも関わらず(食べたから)、未だ夫の方で寝る。
なぜならそれが習慣になってしまったからだ。
繰り返すが、決して父ちゃんの方が好きになったわけではないのである。
そうは言っても、ライアンが足元にいないのはあまりに淋しい。
私が最近読んだ本には、やはり夏になって一緒に寝てくれなくなった猫を引き戻す為に、夜中ギンギンにクーラーをつけると書いてあったが(寒さのため猫が布団に入ってくるらしい)、私はクーラーが苦手だし、何より電気代がもったいない。
何か他に手はないか。
夫の布団にからしでも撒くか…
まぁどっちにしろ、もし戻ってきたとしても、それも単なる習慣のなせるワザじゃないかって?
いえいえ、その場合は「やっぱり母ちゃんの方が好き!」って事でいいよねぇ?

ウゼェ~
オレ、今日からここで寝るわ。