ライアンは中2病?

毎朝お母さんに起こして貰って、お弁当を作って貰い、遅刻しそうだと「お願い、送って!」と簡単に頼み込むクセに、学校では「オレは孤独なアウトロー」みたにハスに構えている。
クラスの女子には全く興味なさげに振舞っているが、頭の中は「女」の事でいっぱい。
「ウゼーよ、女子」とか偉そうに公言してるくせに、フォークダンスでいよいよ次が好きな子だとなると、もうドッキドキの汗ビッチョリ、なのにそこで曲が終わると、「あーやっと終わった。良かった~。次のヤツ最悪やし!」とかわざわざ声に出して言ったりする。
そういう思春期の男子に見られる現象を誰が呼んだか「中2病」と言うらしい。
最近この「中2病」に思い当たる事がある。
いわずと知れた、ライアン、である。
野良の経験もなく、目も開いてないころから人間に保護され、私が引き取ってからは蝶よ花よと文字通り猫っ可愛がりをして育ててきたのに、なぜかベタベタと甘えることも無く、いつもシレッと醒めている。
私の庇護なしに、1日たりとも生きていけない存在なのに、呼んでもチラとも見ず、撫でれば噛み付く、この「オレは一人で生きてきた」的なハスに構えた態度は、どう見ても「中2病」だ。
この病い、主に「好きな女子がらみ」の時が一番タチが悪くなる。
大好きな女子の前であればあるほど、「別に…」みたいな態度で、話しかけられても無視したりする。
もっと病状が進むと、わざとその子が嫌がる事をしたり、「ブース」だとか心にも無い事を言って、決定的にその子に嫌われてしまう。
そう、「中2病」のライアンは大好きな私にわざと醒めた態度をとっているのだ。
「中2病」はやがて治まる日がやってくる。
男の子達は、殆んどの場合、おおっぴらに「女大好き!」な性格に変化していく。
ライアンが「お母ちゃん!大好き~!」と人目もはばからず、私と枕を並べて寝てくれるのもそう遠い日ではないのではと、そう考えるだけでワクワクする私を「猫バカ病」と言うなかれ…。





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フッ、オレに触るとケガするぜ!


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猫心はわかりにくい

最近加藤由子さんの著書にハマっている。
加藤由子さんは動物行動学の専門家で、多くの猫のしつけ本や育児本を出されている。
この先生、動物行動学に基づいている割には、考え方がかなり猫バカ(失礼!)で、例えば「猫が家具で爪とぎをして困る場合」の解説で、「その家具は猫の爪とぎも兼ねているんだと思えばいい」などと平気で書く、大変素晴しいお方だ。
で、彼女の著書「あなたの猫の愛情診断」と言う本で診断した結果、ライアンの「飼い主への愛情度偏差値」はなんと35・2(低っ!)
「アンタはアンタ、ワタシはワタシと思ってる猫」だった…
偏差値が35以下だと「あなたはいてもいなくても構わないと思ってる」との診断になり、これはヤバイ…かなりヤバイ…
本の巻末には偏差値の低さに不満がある飼い主への対処法も書かれているのだが、
?腹ペコを利用して優しく接する
?会社を休んででも猫と一緒にダラダラ過ごす
?猫と一緒に兄弟気分で遊ぶ
の3点がポイントらしい。
?はライアンには通じない。
彼は食に貪欲ではないし、ご飯の催促で甘えてくる事などまずないからだ。
?は言われなくても毎日ダラダラ過ごしている。
にも関わらず、心が通い合ってないこの事実をどーする?
となると、残るは?か…
てなわけで、ここ2日ほど、毎晩寝る前にライアンとかくれんぼをしている。
ベッドの横に隠れて時々パッと顔を出すだけなのだが、これが結構ライアンのツボにはまったらしく、目をランランと輝かせて参加してくる。
私がパッと顔を出す度に、瞳孔全開のライアンが段々近付いてきて、最後は超至近距離で「ワァ~」となり飛んで逃げてまた最初から…の繰り返しなのだが、これがなかなか楽しい。
まぁたまに「バァッ!」って調子こいて顔を出したら、知らん顔で寝そべってると言う残念な一幕もあるにはあるが、何とかこれでちょっとでも愛情ポイントが上がってくれたら…と今日もかくれんぼファイターの努力は続くのであった。




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オレの本音としては、頼むから放っておいて欲しいのニャ~


最後の夏  ~こぼれ話

地方大会の予選は、地方テレビ局で夜中にちょっとサワリだけ放映されたりするのだが、息子達の試合もその夜紹介された。
実はうちの監督が今回の対戦校出身で、しかもその高校が過去に甲子園出場した時の主将がまさにうちの監督…と言う因縁もあり、地元では結構注目されていたのだ。
息子は放映を見る前から、「オレが逆転のホーム踏んだとこは絶対映るで!ガッツポーズしといたし!」と言っていたが、実際にその通り、その場面は放映…
ガッツポーズもまさかテレビを意識してのポーズだとは誰も思わないだろう、爽やか高校球児!みたいないい感じで映ってて、球場に来られなかった祖父祖母にもある意味孝行ができた。
家族でウケながら見ていた次の場面、試合後の控え室が映り、私は信じられないものを見た。
チームのみんなが泣いている。
息子も号泣しているのだ。
自慢じゃないが、うちの息子は案外冷血人間で、滅多な事では泣かない。
感動する映画を見て皆が泣いていても、「何で泣いてんの??」とポカンとしてるタイプなのだ。
当の息子はまさかそのシーンが撮られてたとは思ってなかったらしく、急に黙ってスッと部屋を出て行った。
翌朝、息子に「あんた、泣いてたやん」と明るく聞くと、「あぁ、アレ…Hが泣いとったから…」とぶっきらぼうに言った。
H君とは、今大会一度もグランドの土を踏む事のなかった、控えのキャッチャーである。



息子に大事な物を教えてくれた、野球と仲間に心から感謝したい。





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新聞社の記念撮影を横からパシャリ
みんな頼むからちゃんと前向いて!

最後の夏

17-10で負けた。
初戦敗退。
だが、選手達に悔いはない。
空中分解寸前だったチームは、最後の最後で、底力を見せてくれた。
殆んどの先発メンバーがヒットを放ち、逆転に次ぐ逆転、最後まで手に汗握る好ゲームだった。
相手チームの実力が上だっただけで、決して恥ずかしい内容ではなかったし、何よりも共に汗を流してきた3年生が、全員でチームをまとめてる事が伝わってくる素晴しい試合だった。
息子は4番・キャッチャーで出場、ヒットは1つだったが、良く頑張った。
たくさんの事を学んで、長い長い息子の野球人生が一旦幕を閉じる。
夕べ、色々な想いが頭を巡り、殆んど眠れなかった。
人は本当に感動すると言葉にならないのだと知った。
「なんも言えねぇ」の境地である。
今朝、もう着る事のない公式試合用ユニフォームを干していたら泣けてきた。
今日から朝練がないのに、なぜか早起きしてきた息子の顔は晴ればれしていた。
この分だと、もう懲り懲りだった野球が恋しくなるのにそう時間はかからないかも知れない。
世間様より一足先に、我が家の夏は終わった。
暑くて熱い、夏だった。




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よーし、よくやった!
ガッツポーズ!

開会式

明日はいよいよ夏の全国高校野球選手権、京都大会の開会式である。
お天気が心配だが、何とか午前中だけでももってくれて、行進が出来ると嬉しい。
高校野球の行進は独特のものがある。
毎年テレビで甲子園の開会式を見て、胸がいっぱいになる。
この子達は各地で一度も負けずにここまでやって来たのだ。
どんなに辛く苦しい練習の日々だった事だろう。
何度やめようと思っただろう。
チームであっても、孤独感や疎外感を感じた事もあっただろう。
反対に、チームだからこその連帯感や一体感もあっただろう。
どれも野球をやってたからこそ知り得た宝を抱えて、ここへやってきた選手達。
そしてまた、その日から、たった1校を除いて、全てのチームが負けて去って行く。
グランドの土を一度も踏むことなく終わる選手もいる。
地方大会の開会式であっても、それは同じで、開会式を皮切りに、1校を除いた全てのチームが去り、3年生の高校野球の日々が終わる。
昨日、息子が背番号を貰って帰って来た。
色々あったけど、最終的に息子が貰った番号は「2」だった。
今年は3年生全員が背番号を貰えたそうだ。
3年間が報われた瞬間である。
本当に良かった。
夕べ、ユニフォームに背番号を縫いつけながら、この作業を初めてする3年の親もいるんだと、気付いた。
それぞれの思いを胸に、明日は開会式に行ってみようと思う。
背番号をつけた3年生達が力強く行進するさまを、しっかり目に焼き付けておきたい。




最後の試合まで後3日…





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よし、いけ!
なんかコレ、くせぇ~!


お兄ちゃんの野球カバンと見事に一体化する猫。

野菜を食べよう!

次々と、家庭菜園の野菜達が実ってきました。
比較的簡単に収穫できるのが…




こちらと…
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こちら。
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特にキュウリの成長は目覚しく、うっかりするとすぐ、オバケサイズになります。
ちなみにこのキュウリも、





一般的なキュウリとの比較…
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一般的な猫との比較…
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キュウリは大抵そのままスティックで食べますが、
ここまで大きくなると中の種もデカイので、スプーンでこそげて、お漬物にしました~





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お茄子は…





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最初はマーボー茄子、その次はミンチのはさみ揚げにしました~(写真撮り忘れました)
マーボーの上のネギも自家製です!




キュウリも茄子も、とってもみずみずしくて、クセがなく、いつもキュウリと茄子を食べる時に漠然と感じる「昆虫の気分」も感じることはありませんでした!(あれ?感じない??)
野菜嫌いの娘も、「おいしい、おいしい」と食べました~
めでたしめでたし。







壮行会

組み合わせ抽選会の日、朝から2試合観戦後、私たち保護者は学校の会議室で千羽鶴の仕上げ作業をしながら、キャプテンからの一報を待っていた。
「あーできれば○○(去年まで女子高)とか△△(今年初めて参加)とかと当たりたいよね~」
「DVD撮影も頼むのにボロ負けやったら恥ずかしいもんなー」
「とにかくひとつ勝ってくれたらええわ」
「そうそう、1勝でいいねん」
と、やたらと後ろ向き発言が相次ぐ。
仮にも、秋新チーム立ち上げの時にはベスト4を目標としてたチームなのに。
いつの間にか負けぐせがつき、まとまりもなくなり、誰かのエラーにフォローもなし、誰かのファインプレーに賛辞もなし、大人しく、監督の顔色ばかり伺うチームになってしまった。
最後まで「公式戦勝ちなし」はあまりにも可哀想なので、せめて1勝、そのためには安心して対戦できる、勝てそうな相手と当たる必要がある。
そこへキャプテンから電話が。
何と1回戦は強豪シード校だと言う。
終わったな。
引退のメドがついたわ。
残念だけど仕方ないし、と私達は卒部式の段取りなど話し合っていた。





次の日の練習試合。
何かがいつもと違っていた。
最初に点を取られるパターンは同じなのに、何かが違う。
終盤満塁にされてタイムをとり、内野手がマウンドに集まった時、気付いた。
みんな生き生きとしているのだ。
負けているのに諦めてないのだ。
結局逆転こそ出来なかったが、9回で同点に追いつき試合は終わった。
目標がハッキリした事で、皆の志気が高まっているのだ。
強豪校との初戦を、選手達は誰も恐れてはいなかった。
「かえって楽しみだ」
「向こうになめられてる分、付け込む隙があるはずだ」
「絶対勝ったる」





昨日、三年生にとって最後の練習試合を終え、夕方学校で壮行会が行われた。
選手全員が一人ひとり大会に向けての決意を語り、今までにない一体感を見せてくれた。
泣いても笑っても、最期の大会は目の前だ。
ならば笑ってる方がいい。
勝つことがどんなに難しいかこの子達は皆知っている。
でも今は、勝つ事を信じて、悔いのない夏を迎えて欲しい。




…最期の大会まで、あと1週間。





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ま、ガンバレば?
オレは寝る


誰のせい?

今朝、いつものように眠い目をこすりながら、二階から下りてきて、リビングの戸を開けた途端、目を剥いた。
クーラーが付けっぱなしだ。
許せない。
何が悲しくて、誰もいない部屋を一晩中冷やさなければならない?
私が日々どんなに爪に火をともすような慎ましい生活をしてると思っているのだ!
小まめに電気を消してた事も、人目をしのんで半額商品を買ってた事も、この一晩で全ておじゃんだ。
「あー腹立つ!腹立つ!」と朝からプンプンしながら、私は忙しく部屋中を片付け回っていた。
何故なら、ズッタズタに引き裂かれた私の黒手袋と、ボッロボロに食いちぎられた私の携帯ストラップのミッキーさんが、リビング中に撒き散らかされていたからだ。
これらは私のファスナー付きカバンの中に入っていたはずなのに、どうやらライアンが夜中に開けて暴挙に及んでいたらしい。
夫が起きてくるまでに、これらを片付けておかないと、クーラーの件が曖昧になる。
夫の事だから、この有様を見れば、「クーラーもライアンがつけたんちゃう?」などと言いかねない。
いや、挙句には「お前がちゃんとカバンを閉めておかないからライアンがまた変な物を食べてしまうんだ」と、こっちが責められかねない。
確かに、ライアンのこの暴れようからすると、本当に走り回っているうちにクーラーのリモコンを踏んだのかも知れない。
私も実は、夕べちゃんとカバンのファスナーを閉めたかどうか自信がない。
だがしかし!
この際真実の追究などどうでもいいのだ。
要は一晩中無駄についていたクーラーへの私の怒りをどこに持って行くか、だ。
ライアンを責める気など、ハナから私にはない。
ターゲットはただ一人。
私は周到に証拠隠滅を済ませた。
やがて起きてきた夫は、「おかしいなぁ、消したはずやけどなぁ」と訝しがりながらも、私の執拗な自白の強要によって、全てを認めた。
これでいい。
ちょっとした勝利感と共に、冤罪のしくみがなんとなくわかった朝であった。




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オレじゃないもんね!
何かを察して高い所に逃げる猫。







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プロフィール

raipi

Author:raipi
京都在住 ♀ A型 水瓶座

ライアン ♂ 2006年8月20日生

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