皆さん!
ついに見ちゃいましたよ。
生オサムン!
生の韓国料理じゃありませんよ。
向井理君です

彼の主演映画「僕たちは世界を変えることができない」(ここで関西人は必ず「変えられへんのんかーい!」とツッコミを入れる)の舞台挨拶のため、何と京都に向井君がやってきた。
この情報をいち早くつかんだ息子が、チケットをゲットしてくれた。
でも、息子、自分も向井君をダシに女の子を誘おうという策があったため、私の席と自分たちの席が離れるように、わざわざ私の1枚を別でとってくれたにもかかわらず、なぜか間に1席挟んだだけの同じ列になってしまい、何とも気まずい。
しかも更に不思議な事には、息子が自分の策のために用意したチケットはなぜか3枚。
息子の辞書に「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉はないらしい。
息子と鉢合わせにならぬよう気を使って、少し早めに席に着くと、隣にも私と同じくらいの年齢のオバサンがいて、私たちはたちまち打ち解けた。
その人曰く、「私は昨日既に映画だけ観に来たのよ。今日のこの席の確認もしたかったしね。」
さすが。
周りを見渡しても、ほとんど「オバサン」である。
若いイケメンへのオバサンの情熱は明日の日本を動かすんじゃなかろうか。
隣の人に「あの人が向井君のメイクさん」とか色々レクチャーを受けながら待つ。
その人が「あそこから出てくるわよ」と言った通りの場所からいよいよ向井理が登場した。
キャー

超男前なんですけど!
めっちゃ顔ちっちゃいんですけど!
なんせ映画館だからね、もうほんの目と鼻の先に居るわけよ。
目が合うなんてレベルじゃないの。
彼、完全に私を見てたわね。
ホントなんだってば!
マジで、私をずっと見て話すから、私としても目を反らすのも悪いし、ずっとフンフンと講演会聞きに行ったオバサンみたいにうなずきながら聞いてたんだから!
隣の人も「私を見てる!」と言ってたけど、あれは勘違いね。
だって私を見てたんだから。
夢の時間はあっという間に過ぎ、向井君が去ってから映画の上映が始まる。
その時いわゆる「出待ち」のため走って出ていくオバサンもたくさんいたが、私は映画代金を無駄にするような愚はおかせないたちなので(ケチとも言う)ゆっくりと観賞した。
これがなかなか素晴らしい映画だった。
若者青春物かと思いきや、結構重いテーマで、泣けるし、考えさせられるし、かと言ってバッドエンドでもないし、これ、おススメです。
是非観て下さい。
あ、息子は本当に女子二人と来てました。
しかもその女子同志は初対面。
あり得ない…
しかしもっとあり得なかったのは、映画のラスト10分前ぐらいに息子がいきなり出て行った事。
一番泣けるいい場面だったのに。
後で聞くと「しゃーないやろ、ションベン我慢できへんかってんや!」だって。
それが両手に花で映画観てるオトコの態度か?
ロンリーボーイ卒業はまだまだ遠い息子であった。

ヤバイ!
可愛い


やだっ!
もっと可愛い
