ようやく

ライアンの体調不良はほぼ完治した。
具合の悪い間ずっとつけていた日記はここで一旦終わっている。
多くの猫友さんにご心配をかけ、励ましやアドバイスを戴きました事、心より感謝しております。
ありがとうございました。

さて、現在のライアンだが、とにかく怒りん坊である。
朝、ライアンはごはんが済んでから二階の寝室に一旦行くので、その間にトリュタルを出してやる。
トリュタルがライアンの部屋に入らないよう、ライアンの部屋には外から鍵をかけ、トリュタルを遊ばせながら私は掃除をする。
するとそのうち、ライアンが開けてくれーと寝室のドアをバンバン叩き始める。
私は慌てて二階へ行き、「ライアン出るの?トリュタル居るけどいいの?」と確認しながら鍵を開ける。
ライアンは開けた瞬間からウーシャードヒャーと怒りまくっている。
そんなに怒るんなら出て来なきゃいいのに…とちょっと思うが、ライアンにはライアンの考えがあるのだろう。
で、当然トリュタルとあちこちで遭遇してしまう。
その度にライアンは1人で怒っている。
この時のトリュタルの反応がなかなか面白い。
例えるなら、電車に乗った時に、たまたま同じ車両にブツブツ怒ってる変なおっさんが乗り合わせてたりすると、「しまった」と思いながらも席を立つのも気まずいし、そのままなるべくそのおっさんと目を合わせないよう、次の駅でおっさんが降りることを心で願ってる、ちょうどそんな感じである。
トリュフもタルトも実におとなしく伏せたまま怒ってるライアンをやり過ごす。
トリュタルが反抗しないのをいい事に、たまにはライアンから意味もなく殴りかかったりもするのだが、それでも2匹はお互い「目合わしたらあかんで!」と囁き合いながら耐えている。
こんなに従順な2匹を何で受け入れてくれないのだろう?
「いつかきっと慣れる日がくるよ」
多頭飼い先輩の言葉にすがって、今日も隔離生活は続くのであった。



は?別に怒ってませんけど?
プンプン!
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懺悔の日々11 日記より

トリュタルを閉じ込めている部屋(娘の部屋)に外から頑丈な鍵を付けた。
これでトリュフがどんなに頑張っても開かないだろう。
ライアンの寝る部屋(私の寝室)にも外鍵を取り付ける。
ライアンが中で寝てる時はトリュタルを出してやるのだが、トリュフはすぐライアンの部屋に侵入する。
それを阻止するため鍵を駆使したわけだ。
気を付けていないと、ライアンが出たくても出られなくなるので、常にアンテナを張っている。
ただ、その状況になるのは朝全室掃除をするわずかな時間だけなので、そのあとはトリュタルは娘の部屋に閉じ込めてライアンは全室自由にしている。
トリュタルは閉じ込めてすぐは出たがってガチャガチャうるさいが、すぐにおとなしく寝てしまう。
娘の部屋には新しくキャットタワーも設置し、なるべく二匹が退屈しないようにしている。
時々様子を見に行くとタルトは大抵知らん顔して寝ているが、トリュフはクンクン鳴きながらベッタリと寄り添ってくる。
トリュフは甘えん坊なので寂しいんだろうなぁと思い、その時だけはずっと抱いて撫でてやる。
このまま隔離生活が続くかと思うと悲しくなるが、ライアンが嫌がるうちは仕方ない。

懺悔の日々 10 日記より

ライアンはほぼ以前の状態に戻ってきた。
トリュタルを受け入れる気はないようだが、致し方ない。
昼間はずっとリビングの箱の中で眠っている。
さやかさんが大量にフードを送ってくれた際のゆうパックの箱がお気に入りである。
そうなのだ。
ライアンはどんな寝床よりダンボールの箱が好きなのだ。
それなのに、トリュタルがダンボールを齧って散らかすからと、私はダンボールを撤去して新しいベッドをいくつも買って置いていた。
ライアンがそんなもので落ち着いて寝るわけなどないのに。
今朝、ゆうパックのダンボールの中にゴリちゃんのぬいぐるみが入っていた。
トリュタルが来てからライアンがゴリちゃんで遊ぶ姿をそう言えば見ていなかった。
そう言うサインを見逃していた自分に腹が立つ。

懺悔の日々9 日記より

獣医師より餌を夜中に出しておいてやると静かなので食べるかも知れないと言われていたので、出しておいたら少し食べていた。
朝一応更にもう少し出してやると、ほんの一口食べ二階へ。
その間にトリュタルを出してやり、全室の掃除をする。
トリュタルは大暴れでライアンが居る二階の寝室へもどうしても行ってしまうので、またすぐ娘の部屋に閉じ込めることになってしまうのだが。
人間なら小さな子でも「この部屋さえ入らなければ今は自由にできるよ」と言って聞かせば理解するが、やはりそこは猫、その小さなルールがわからないから苦労する。
病院にしても薬にしても、子供ならどんなに嫌がっても「これさえ我慢したら楽になるんだよ」と分からせることができるが、猫にはわからないわけで、ただでさえしんどいのに、信用してた飼い主が更に苦痛を与えるとしか思っていないのが辛い。
ライアンがリビングでまた落ち着いて眠ったので、トリュタルの部屋へ行ってみると、トリュフが吐いていた。
彼らもまたストレスで何かと不調をきたしているのかも知れない。
ライアンは昨日はほぼ1日必要量の餌を食べているので、徐々に元の状態に戻りつつあるのだが、トリュタルに対する態度だけは、前にも増して頑なな拒否体制に入ってしまった。
チラッとでも姿が見えるともう唸って威嚇して逃げて、私もまた具合が悪くなったらと思うと怖くて、すぐにトリュタルを娘の部屋に放り込んでしまう。
ただ、閉じ込めて寝てくれた時は良いのだが、眠たくない時はずっとドアを開けようとジャンプしてガンガン音が聞こえてくるので、何かと不安で落ち着かない。
ライアンの具合が悪くなったのが娘の卒業式の日だったので、幸いそれ以降毎日娘が居るため、2人でライアンとトリュタルをそれぞれ担当でき、なんとかなっているが、二人ともいない日だってこれからはあるわけだし、何より娘が予備校に通いだしたら毎日私一人でこの状況に対処しなければならない。
できるのだろうか?
留守の間にトリュタルがドアを破壊して出てきたら?
悩みは尽きない。

懺悔の日々 8 日記より

朝、カリカリをほんの少し食べてすぐに二階の布団へ行ってしまう。
また具合が良くないのだろうか?
トリュタルが騒ぎ出すと、ライアンも起き出して来て、(もちろんここでトリュタルは二階へ)カリカリを少し食べる。
お昼頃カリカリをまぁまぁの量食べて、この前のトロトロした美味しいのは?と催促顔をするが、チュールはもうなくなったので他のおやつでトロリとした物をやる。
美味しそうに食べて吐かずに丸まって寝る。
夕方まで良く寝て、カリカリを普通量食べるが水を飲むとえづく。
さやかさんに戴いたフードセットを置いてる場所へ行ってジッと座って催促するので子猫用のペーストフードをやると完食。
そのお陰か、ウンチも出た。

懺悔の日々 7 日記より

さやかさんが、たくさんのフードを送ってきてくれた。
今までの彼女の経験から、食べない猫が食べるフードの数々を試してみてと送ってくれたのだ。
感謝感謝である。
その中からChaoのチュールというのをやってみると、えらく気に入ったようでペロペロと全部食べた。
カリカリも少し食べる。
夜、餌台の前に来たのでカリカリを出してやると、どうやらチュールの催促をしている。
すぐチュールをだしてやるとまたペロペロと食べ、その後カリカリもちゃんと食べた。
カリカリもさやかさんに頂いた ロイカナ三種 をやってみたら、今までよりよく食べた。
その後、調子に乗って違う種類の柔らかフードをやってみたら、よく食べたのだが、すぐに吐いた。
なかなか簡単にはいかない。
午前0時、水をよく飲んだがえづかなかった。

懺悔の日々 6 日記より

朝、ウンチもオシッコもして、薬入りのウェットフードわほんのひと舐め、その後カリカリを少し食べた。
今日は娘の大学の合否発表の日で、残念ながら第一志望の大学に落ちてしまったのだが、悲しんでいる余裕はない。
ライアンの調子が悪くなってから、トリュタルの譲渡元であるさやかさんに連絡を入れていた。
さやかさんからは色々アドバイスを貰い、そればかりか、どうしてもの時はトリュタルを引き取るとまで言って下さった。
最終的にはそれも致し方ないかと思ったのだが、考えてみればトリュタルもいい迷惑である。
他にいくらでも貰ってくれる人がいたのに、あえて私達の元に来て、それなのに3カ月もたってから返すだなんて、とんでもない話である。
近所なら、一時的にタルトだけでも預かって貰えたら助かるが、遠い車の旅をまたさせるのも可哀想である。
当面は完全隔離体制でライアンに何とか快復して貰うのを祈るしかない。

懺悔の日々 5 日記より

朝、カリカリをほんの少し食べる。
薬入りのウェットフードは食べなくなってきた。
考えようによっては、薬を飲まずしてカリカリを食べてるわけで、少しは食欲が出てきたのかと希望を持つ。
ただ水を飲むとえづき、胃液を少し吐く。
獣医師によると、最初の検査の時にもう少し数値が悪ければチューブからの強制栄養補給が必要になったそうで、「ライアンはそれをしても麻酔が覚めれば引き抜いてしまうだろうから、なんとしても口から食べて貰いましょう」と飲み薬を配合してくれていたので、効果が出て来てるのだと感じる。
午後、久しぶりに、本当に久しぶりに私の膝でフミフミをした。
食べる量は少ないが、見た目の様子はかなり元気に見える。
トリュタルはずっと娘の部屋に閉じ込めてるので、ライアンが二階で寝てからリビングに下ろしてやったが、すぐにまた二階へ行きたがり、娘の部屋でおとなしく寝ている。
初日からずっとこうすれば良かったと後悔と反省をしてもし足りない。

懺悔の日々 4 日記より

昨晩、ウンチをしたので、病院へ容態を伝えがてら持って行って検査してもらう。
ウンチは硬めではあるが、栄養状態が極端に悪いこともなく、異常なしだった。
昨日と同じ薬を念のため余分に貰っておく。
餌は少しずつだが食べ、水も飲むのだが、晩になって薬入りのウェットフードを食べた後すぐ吐いた。
吐くと栄養にならないので心配ではあるが、以前の元気な頃と同じような吐き方で、本猫はしんどそうにはしていない。
しかしそのあとは全く食べない。
ライアンがずっとリビングにいるので、トリュタルは二階へ閉じ込めっぱなし。
トリュタルも可哀想だが、ライアンはやっぱりリビングに居たかったんだね。
ずっとトリュタルが居て、落ち着いて居れなかったんだね。
ごめんね、ライアン。
本当にごめん。

懺悔の日々 3 日記より

翌日、薬入りのウェットフードをほんの少し食べる。
その後すぐ二階へ上がったが、またすぐ降りてきてリビングに居る。
その後も餌も水も少しずつとる。
お昼過ぎ、何も食べてない時にえづいて白いネバついた液体を少量吐く。
その後水を飲み、ようやく丸くなって眠る。
ウンチは土曜日から出ていない。

ライアンがリビングにいる間はトリュタルを娘の部屋へ閉じ込め、ライアンが二階へ寝に行ったらトリュタルを下ろしてやる、という事を繰り返しながら、ともすれば、トリュタルを引き取った事への後悔が湧き上がるのだが、トリュタルは何も悪くないのだ。
安易に多頭飼いに憧れ、もっと言えば、ライアンが死んだら立ち直れない自分のために他の猫にいて欲しいと思っていたのだ。
ライアンが死んだら…
そんな事、本当は想像もしてなかったのに。
今回ライアンに、どれだけ辛く悲しい思いをさせてしまったのか、悔やんでも悔やみきれない。
調べてみると猫の脂肪肝は重症化すると1週間で死ぬと書いてある。
もしもライアンが死んだら…
私には、泣きながらライアンを撫でる事しか出来ないのである。

懺悔の日々 2 日記より

大嫌いな病院で頑張ってして貰った点滴と吐き気止めの注射のお陰か、翌日は自ら2階から下りてきて、ほんの少しだがカリカリを食べ、水も飲んだ。
あぁ良かった、これでまた元気になるに違いない。
元気になるに決まってる。
そう思い込みたい私の思いはすぐに打ち砕かれる事となる。
その日の夜からまた何も食べなくなり、その次の日には殆ど最初の状態に戻ってしまった。
だからと言ってもう病院へ連れて行くのは可哀想過ぎてできない。
とりあえず先生に電話で様子を伝えると、先生も「ライアンちゃんはここに来ることがストレスなのでなるべく飲み薬で対処したい、とにかく食べる事が第一なので、整腸剤、吐き気止め、食欲増進剤を出しますから取りに来てください」との事で、すぐに病院へ向かう。
先生のウエットの餌の方が匂いがキツイので食べるかも知れない、薬も混ぜやすい、とのアドバイスに従い、その足でウエットフードを買ってから急いで帰宅する。
その日はほんの少しだが薬を混ぜたウエットフードを食べてくれる。
その後カリカリも少し食べたが、水を飲んでえづく。


本日より闘病記録をアップします。
今はライアンほぼ快復しておりますのでご安心ください。
ご心配して下さった皆様、ありがとうございました。

懺悔の日々

ライアンはぼんやりしていてどこか抜けてるところがあって、だから究極の怖がりの割には新猫に案外簡単に馴染んで…
そんな風に思っていた。
実際、一緒に遊んだりする事はなくとも、餌タイムは一緒だったし、寝るのも側で寝たりしていた。
やっぱりライアンは何だかんだ言ってもお坊っちゃまだよね~などと、呑気な事も言っていたのだ。私は。
2月の最終土曜日、朝はいつも通り怒りながらも皆と一緒に餌を食べ、リビングで揃って寝ていたので、そのまま夕方まで出掛け、帰ってみるとリビングにはトリュタルしかいない。
ライアンは二階で寝るのがいつもの事なので、私は見に行きもせず、トリュタルに餌をやり、下からライアンを呼んでみたが、ライアンは来ず、そんな事は今までだっていくらでもあったから特に気にもせず、テレビを見て笑っていたのだ。
就寝時、二階に上がると、ライアンはいつものように私のベッドの上には居たが、明らかにいつもと様子が違った。
全身から構ってくれるな、触ってくれるな、というオーラを出し、じっと座って動かない。
そのまま布団を掛けてやり、今日はトリュタルから切り離さねばと、寝室を外からは開かないように細工して、一晩様子を見た。
翌朝もライアンは全く動かない。
餌も水も一切口をつけず、毛並みもボサボサになっている。
しかし今日は日曜日だ。
子供が小さいときも、なぜかいつも病院が休みの日に限って熱を出していたものだが、猫達もなぜこうも休みの日に具合が悪くなるのだろう。
ライアンはただでさえ病院など幼少期以来一度も行ってないのに、車で遠い休日病院なと連れて行きたくない。
何とか水だけでも飲んでくれないものかと、口元を濡らしてやっても嫌がるばかりだ。
ダメ元でササミを買ってきて茹でて、その茹で汁をやってみると、ピチャピチャと少し舐めた。
もしやと思い、大好物のとりけずりをやるとムシャムシャと少し食べた。
これで持ち直して明日の朝にはケロッと元気になるんじゃないかと虫の良い事を期待して、その日も昨日と同じように眠る。
そして、月曜日。
今日は娘の高校の卒業式である。
出席したいのはやまやまだったが、ライアンは朝食べたササミの身を茹で汁と共に全部吐き、またジッとうずくまる。
夫が仕事でとうしても今日は休めないので、卒業式は諦め、朝一番で病院に連れて行く。
キャリーバッグに入るのも久しぶりなライアンは不安そうに大人しくしていたが、診察台に出すや否や、凶暴な生き物に変貌し、先生もいつもの看護師さんだけでは無理と判断、急遽もう一人医師(先生の奥さん)を自宅から呼び寄せ、血液検査にも一苦労である。
カラーをつけられ、3人がかりで押さえつけられ、注射針を突き立てられ、狂ったように鳴き叫ぶライアンが可哀想で可哀想で私は何もできずただ涙ぐむしかない。
検査の結果が出るまでライアンと二人きりで診察室に残されたのだが、ずっと低く唸りながらブルブル震えているライアンの瞳に私は映っていない。
結果は、脂肪肝の疑いが濃厚。
猫は痩せると脂肪肝になる。
ライアンは6キロあった体重が知らぬ間に4.8キロになっていた。
トリュタルが来てから、食べる量が減ったのは確かだが、それでもそこそこ食べていたし、全く何も気づかなかった。
ライアンはストレスで徐々に体重が落ち、肝臓に負担がきていたのだ。
トリュタルがきてから既に3カ月。
この間ライアンは体に変調をきたすほど、辛く悲しい思いをしていたのだ。
気付かなかった。
私は何も気付いてなかった。
飼い主として失格である。

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プロフィール

raipi

Author:raipi
京都在住 ♀ A型 水瓶座

ライアン ♂ 2006年8月20日生

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