手は口ほどにモノを言う

大阪へ向かう電車の中、座席に座るなりウトウトしていてふと気づくと私の横に立っている人がいる。
その人の手の甲が視界に入り、シワシワ感漂うその手に「あ、お年寄りだ」と直感し、私は「お座りになりますか?」と言いながら立ち上がった。
そしてその人の顔を直視し、しばし固まる。
その人は、確かに年寄りではあったが、まぁ何というか、それほどでもないと言うか、要するに、私とさほど変わらない感じなのだ。
「いえ結構です」その人は頑なに座らない。
そりゃあそうだろう。
自分と同年齢のオバハンに席を譲ってもらうなんて、屈辱以外の何者でもない。
自分ではずっと譲ってあげる立場だと思ってたのに、いつの間にか譲って貰う側になってたんだ。
くしくもその日待ち合わせをしていた猫友Mさんが、「電車で見たんだけど、オバハン軍団がわずかのスペースにねじ込んで周辺全員を立たせて軍団の勝利をおさめてた。私とあなたがいたら絶対立たずに睨んでやったわよね!」と言っていたのだが、いやいやMさん、それは違う。
あなたも私も、どっちかっちゅーとねじ込む側、そして譲ってもらう側…
きっと若者から席を譲られる日も遠くない。
それが嫌なら、ファンデーションを厚く塗りたくり、シワをかくして背筋を伸ばし、騙し騙し乗るか、はたまた座席のわずかな隙間にねじ込んで、最初から座っておくか、その二択しかない。
私達オバハンは、かくも大変な葛藤と戦いながら日々をたくましく生きているのである。




どう撮っても年齢が誤魔化せない指先。
イベントで1本だけネイル初挑戦。
こんな事で意外とテンション上がって気持ちが若返るオバハンを温かく見守って頂きたい!






ウワサのフクロウとネコのカフェに連れてって貰いました。
感激!
Mさん、ありがとー
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ルール知らず

義父が退院した。
去年の7月に腰椎骨折で入院し、リハビリ病院に移ってから3ヶ月後の11月(骨折の入院は3ヶ月が期限)、退院を目前にして再び院内でコケて、新規骨折扱いになり、またそこから3ヶ月、計6ヶ月を経てようやくの退院である。
年寄りの長期入院に付き添ってると、それはそれは色々な事が起きて面白い。
面白いと言っては語弊があるが、それにしても面白い。
昭和初期生まれの人達はきっと皆そうだと思うのだが、うちの義父はとっても態度がでかい。
歩くのもままならぬ状態で、何もかもお世話になってるのに、看護師や療法士にめちゃめちゃ偉そうにする。
今回私が1番思ったのは、「看護師や療法士の給料はもっと上げるべきである」という事だ。
3万円のバラマキよりも大事な事がそこここにある。
それはさておき。
義父がなぜそんなに偉そうかと言うと、それはひとえに彼が曲がりなりにも手腕一つで会社を成し財を成していた時代にさかのぼる。
社長社長とチヤホヤされ、家族もまた、「お父さんが1番偉い」という原則のもとに暮らしていた。
義父は「やって貰って当たり前」の人なのだ。
そんな義父を見ていると、かすかなデジャブを覚える。
そう、ライアンだ。
ライアンもまたチヤホヤされて育ち、やって貰って当たり前の猫生を送ってきた。
決して財を成したワケでもないのに、なぜかとっても偉そうで、社会のルールなどお構いなしだ。
その点、トリュフとタルトは2匹なりの社会でルールをつくる術を知っており、それを守って暮らしている。(ように見える)
ライアンはと言うと、気に入らない事があると、なぜか腹いせに私に噛みつきまくって攻撃し、外では弱いのにやたらお母ちゃんにだけ強い子供のようで、たぶん入院したら看護師にも強気で逆らうタイプである。
義父は退院20日後に家で転んでまた入院した。
今回もまた優しい看護師や療法士に囲まれてまんざらでもない入院生活を送っている義父を見ていると、猫も人も、育ってきた環境は後まで影響するのだと、そしてそれはちょっとやそっとでは変えられないのだと、そしてそして、もう別にそれはそれで良いのではないかと、思ってしまうのである。




一生チヤホヤしてくれたまえ。

ダブルでお得

ライアンは二階の私の寝室で1日のほとんどを寝て暮らし、トリュタルは娘の部屋で1日のほとんどを寝て暮らしている。
こんな生活が定着した今日この頃。
必然、猫用トイレは私の寝室に一つ、娘の部屋に二つ、設置している。
ライアンは元々トイレはすぐ掃除して欲しい派で、黙ってジィーっとリビングに佇んでいる時が「掃除してくれアピール」である。
トリュタルの場合、タルトは汚れていてもお構いなしタイプだが、トリュフはすぐに騒ぎ出す。
「お母さーん!ウンチでましたー」といちいち大騒ぎで教えてくれる。
掃除をするまで叫び続けるので、夜中でも早朝でも駆けつけなければならない。
夜中など、掃除して手を洗って、やっと布団に戻った途端、すぐに「今度はタルトがしましたー」と騒がれた日には、なんでさっき一緒にしといてくれないかなと、イライラする。
それでもたまに、二匹で一つずつのトイレで同時にウンチをしてる時がある。
名付けて「ダブルウンチ」
掃除が一度で済む、このダブルでお得なウンチをガッツポーズて掃除しながら、どんな顔して並んでウンチしてるんだろう?と想像すると楽しくなり、イライラはどこかへ飛んでいくのであった。




3日に1回ぐらいはこんなシーンが見られますが、
トリプルウンチはまだまだ先ですな。

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プロフィール

raipi

Author:raipi
京都在住 ♀ A型 水瓶座

ライアン ♂ 2006年8月20日生

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