あの人の言葉を聞いて、識者の皆さんは怒ったり驚いたりしているようだが、私はちっとも驚きはしない。
なぜなら、あんな人はそこら辺にいくらでもいるからだ。
一つは時代のせいだ。
昭和という時代は、良くも悪くも、封建的な習わしのようなものが多々残っている時代である。
声が大きい人には皆なびく。
コワモテな人には反論できない。
お金持ちには皆媚びる。
肩書きにはからきし弱いし、男は女より偉いという感覚も根強い。
昭和の前半世代のエライ人達は、それがまさか悪いことだなんて夢にも思っていないので、反省などしない。
何を今さら、である。
少し見回せば、政治界はもちろん、町内会にもPTAにも職場にも、そして家庭内にだって、リトル山根はいくらでもいる。
この人達が反省するなんて事はない。
この人達を排除したいなら、その世代が死に絶えるのを待つしかない。
それしかないのである。

はい、その通り。
ワタクシ、何も頼んじゃいないし何も要求してませんよ。
歴史に生きる歴史の猫ですからね。
良きに計らってくれたまえ。
by家庭内リトルニャマネ