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ライアンは猫じゃない

先日友人とランチへ出掛けた時の話である。

隣のテーブルには、若干ざーます系の、ほぼ私達と同年齢ぐらいの女性2人が座っていた。
そのお店にはテラス席がある。
2人組の、ざーます度が高い方の女性が、声高らかに店員さんを呼びつけた。
「あのテラスはワンちゃん連れでもよろしいのかしら?」
店員さんは「少々お待ち下さいませ」と奥に引っ込み、私も特に気にせず自分達の食事に集中していたのだが、どうも店員さんは回答するのを忘れていたようである。
そのお店は食事の後半で何種類かのハーブをブレンドしてハーブティーを入れてくれるパフォーマンスを各テーブルでしてくれるのだが、ざーますテーブルでそのパフォーマンスが始まろうとした時である。
ざーます度高い方が、明らかにムッとした口調で「さっきお伺いした事、お返事がないんだけど」と言った。
ハーブティーパフォーマー(と言うのかどうか知らないが)はハーブをちぎる手を止めて早速奥へ聞きに行く。
そしてすぐ戻ってくると、「大変申し訳ございませんが犬連れでのご来店はお断りしております」ととても丁重に頭を下げ、ハーブティー作りの続きに取りかかろうとした。
しかし、ざーます度高い方は事もあろうかこう言ったのだ。
「あらごめんなさい、うちのパティちゃんは犬じゃないのよ」
驚いたのはハーブティーパフォーマーである。
ハーブまみれの手もそのままに「申し訳ございません。犬だと聞いたものですから。私共の聞き違いでございます。大変申し訳ございません!」
平身低頭である。
ところが、ざーますコンビの連れの女性(ざーます度低い方)が小さな声で「いえ、大丈夫です、犬です、間違ってないです。」とパフォーマーに目配せをしている。
「え?」パフォーマーはもう何が何だかわからない。
キョトンとしてるパフォーマーを尻目に、ざーます度高い方はグッチのバッグから小ぶりのアルバムを取り出した。
「はい、うちのパティちゃん。見る?」
涙目でページをめくるパフォーマーにざーます度低い方は「すみませんね」と何度も小声で謝っていたが、二冊目のアルバムが出て来た時、パフォーマーは全てを諦めたようにひたすらアルバムを見つめ「可愛い~」と連発していた。

テーブルの上では、乾燥し始めたハーブの葉がテラスからの風にカサカサと揺れていた。





うちのかーちゃん、「ライアンちゃんは猫じゃないの」を流行らそうとしております…
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プロフィール

raipi

Author:raipi
京都在住 ♀ A型 水瓶座

ライアン ♂ 2006年8月20日生

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