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大人の就活 面接編

その日は午後1時から面接をしてるのだが、私は5時の指定だった。
5時って主婦としてはかなりめんどくさい時間だ。
何で1時からやってるのに私は5時なのか?
ははーん…
さては1時からは10代、2時からは20代…で50代は5時からってか?
クソぉ!何でも年齢差別しやがって!と怒りながら面接会場へ向かう。
待合室には私を含めて3人しかいない。
ジロジロと観察したところ、1人は年齢不詳な感じだが、もう1人は明らかに若い。
そして可愛い。
あらま、50代ゾーンじゃなかったんだ、と妙に気を良くして順番を待つ。まず、年齢不詳婦人が呼ばれる。
次が若い女性。
1人取り残されて待っていたのだが、これが明らかに最初の人より長い。
しかも時折り、笑い声が漏れ聞こえてくる。
何じゃ?若い女と盛り上がって、私の存在忘れてるんじゃないの?と不安になった頃、やっと私が呼ばれた。
面接官はパート担当とその上司、どちらも男性である。
喋るのはもっぱら担当の方で、上司の方はさっきまであんなに楽しそうに笑ってた事なんてなかったかのように仏頂面でだんまりを決め込んでいる。
何だコノヤロウ…とムッとしつつ、あくまでも穏やかに笑顔を絶やさず、いい人を演じる。
担当者がなぜかビクビク怯えた感じで色々聞いて来る。
「大変失礼なんですが、お年を召してらっしゃいますが云々…」
「大変失礼ですが、お子さんは云々…」
「大変失礼ですが…」
「大変失礼ですが…」
担当面接官は最後まで低姿勢ながら、「大変失礼」のオンパレードで、尻尾ボン!のくせに前足でちょっかいかけてくる猫を彷彿させる。
上司はと言えば、最後まで興味なさげで、こちらは餌のお皿を無視してひたすら背中を舐めてる猫風だ。
もちろん楽しげに笑い合える瞬間など一度も来ない。

家に着いてしばらくすると、電話が鳴った。
先程の尻尾ボン面接官だ。
彼は恐縮しながら「大変失礼なんですが、来週もう一回募集する事になりまして、raipiさんは保留という事で月末まで待っていて頂けますか?」と言う。
「大変失礼」のダメ押しである。
一応、承諾して有難うございますと電話を切ったがこれは要するに、今日の面接にはロクなのが集まらなかったからもう一回募集するって事だ。
で、それで良いのが来たらハイ、保留のあなたはサヨーナラ~ってワケだ。
失礼だわ。
本当に大変失礼だわ。

後日、同い年の友人にこの憤りをぶちまけると、彼女は「アンタね、50過ぎてお金貰おうと思ったらアカンわ。
私達はね、こっちがお金払ってナンボなのよ!」と諭された。
うーん、深い…
なるほどねと、妙に納得、不採用の電話がかかってきても怒らず平常心で、大変失礼にならないよう、「有難うございました」と言おうと今は思っている。

つづく…



働いて稼いでいつもこんな高級食材買ってくれ!
じぇじぇ~
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raipi

Author:raipi
京都在住 ♀ A型 水瓶座

ライアン ♂ 2006年8月20日生

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