いつもは吐く前にオェッオェッとたいそうな前触れがあるのだが、その時はダラダラ~と音もなく吐き、その後もウッと唸りながらソワソワと目が泳いでいる。
どーした⁈
病気なのか⁈
焦りまくる私を尻目に当のライアンは数分後には何事もなかったように毛繕いをしている。
そこで私も落ち着きを取り戻し、冷静に一連の流れを振り返ってみた。
そう言えば…
ベッドの上でまん丸になって寝ているライアンが、何故か寝ているのにボンッ!だった。
ん?寝てるのにボンッ!って…?と不思議に思い、そぉっと背中を触ったら、飛び上がって目を覚まし、ゲロゲロゲロ~と吐いたのだった。
これってもしかして…悪夢を見てたと言う事ですか?
吐くぐらい怖い夢って…
竹内力クラスの闇金の取り立て…
それしか考えられない。
何てこった!
そりゃ吐くよ。
仕方ないよ。
可哀想なライアン!
闇金でも何でもかかって来んかい!
私がいつでも相手になってやる。
と、今日もまた親バカ全開な私であった。

ふぅ~
今日は猛獣に頭を喰われる夢を見たぜ…
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