100円ショップに行くとテンション上がる人は多いと思うのだが、私もその1人で、だから働く側になってもとても楽しい。
それはさておき。
先日、外国人のお客さんが来店し、携帯の充電ケーブルはあるか?と聞いてきた。
これ、オール英語で聞かれて、なのになぜわかったかと言うと、彼女がケータイ片手に身振り手振りで言ってくれたからだ。
私はケータイの小物コーナーに案内し、ああでもないこうでもないとようやく彼女のケータイに合うケーブルを見つけ、無事お買い上げの次第となったのだが、この「ああでもないこうでもない」の間、私は全くもって言語を発することができなかったのである。
「これはau用でこっちがdocomoで…あ、お客さんのサムスンですか…うーんそれはないかもしれないなぁ」って、とっても簡単なこんな事も、いざ英語で言おうと思うと、「ディスエーユー、ディスドコモ…アーハン?」みたいな感じで、あれほど大人の基礎英語を毎日見て勉強してるのに、実際には一言も発せられない自分が情けない。
あんまり悔しいから、何の脈絡もなく「羊は何頭いるんですか?」と、覚えたての英文をとりあえず言ってみようかと思ったが、それはそれで情けない。
結局無言のまま彼女を見送り、負け犬気分の私だったが、いつの日か羊をいっぱい連れた外人さんが来店する日を夢見て今日も大人の基礎英語に勤しむのであった。

羊が一匹羊が二匹…ムニャムニャ…
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