ルール知らず

義父が退院した。
去年の7月に腰椎骨折で入院し、リハビリ病院に移ってから3ヶ月後の11月(骨折の入院は3ヶ月が期限)、退院を目前にして再び院内でコケて、新規骨折扱いになり、またそこから3ヶ月、計6ヶ月を経てようやくの退院である。
年寄りの長期入院に付き添ってると、それはそれは色々な事が起きて面白い。
面白いと言っては語弊があるが、それにしても面白い。
昭和初期生まれの人達はきっと皆そうだと思うのだが、うちの義父はとっても態度がでかい。
歩くのもままならぬ状態で、何もかもお世話になってるのに、看護師や療法士にめちゃめちゃ偉そうにする。
今回私が1番思ったのは、「看護師や療法士の給料はもっと上げるべきである」という事だ。
3万円のバラマキよりも大事な事がそこここにある。
それはさておき。
義父がなぜそんなに偉そうかと言うと、それはひとえに彼が曲がりなりにも手腕一つで会社を成し財を成していた時代にさかのぼる。
社長社長とチヤホヤされ、家族もまた、「お父さんが1番偉い」という原則のもとに暮らしていた。
義父は「やって貰って当たり前」の人なのだ。
そんな義父を見ていると、かすかなデジャブを覚える。
そう、ライアンだ。
ライアンもまたチヤホヤされて育ち、やって貰って当たり前の猫生を送ってきた。
決して財を成したワケでもないのに、なぜかとっても偉そうで、社会のルールなどお構いなしだ。
その点、トリュフとタルトは2匹なりの社会でルールをつくる術を知っており、それを守って暮らしている。(ように見える)
ライアンはと言うと、気に入らない事があると、なぜか腹いせに私に噛みつきまくって攻撃し、外では弱いのにやたらお母ちゃんにだけ強い子供のようで、たぶん入院したら看護師にも強気で逆らうタイプである。
義父は退院20日後に家で転んでまた入院した。
今回もまた優しい看護師や療法士に囲まれてまんざらでもない入院生活を送っている義父を見ていると、猫も人も、育ってきた環境は後まで影響するのだと、そしてそれはちょっとやそっとでは変えられないのだと、そしてそして、もう別にそれはそれで良いのではないかと、思ってしまうのである。




一生チヤホヤしてくれたまえ。

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プロフィール

raipi

Author:raipi
京都在住 ♀ A型 水瓶座

ライアン ♂ 2006年8月20日生

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