妄想ループ

給湯器が壊れ、取り替える事になった。
給湯器って高いよな。
もったいないな。
でも仕方ないしな。
と、悶々としながら近所のリフォーム屋さんにお願いした。
案の定、料金はお高くて、渋々支払ったのだが、2、3日してリフォーム屋さんがまたやってきてこう言った。
「すっかり忘れてましたが、ただいま当店キャンペーン中でして」
渡されたのは何と、ジャンボ宝くじ50枚だった。
宝くじ大好きな私だが、ジャンボは高いので20枚以上買ったことはない。
そしてもちろん、当たった事もない。
しかし。
今回50枚である。
聞くところによると、人から貰った宝くじは当たる率が高いらしい。
これもう絶対当たるやん。
その日から私の夢は膨らんでゆく。
実家に帰る途中、道路沿いの大きな土地に、廃墟が二軒建っている。
かつてのバブル期を彷彿とさせる豪邸が二軒、である。
宝くじが当たったら、まずはこの土地を買おう。
更地にした後、猫仕様の家を建てる。
そして実家で独り暮らしの父の家も隣に建て、更にもう一軒、将来、子供なり姪っ子なりを、現金をちらつかせた上で住まわせ、私の老後を看て貰うための家も建てておこう。
猫仕様の本家の内装を毎日考えていた時、猫友Mさんが、前々から行きたかった大阪の猫カフェへ連れて行ってくれた。
可愛い猫達に癒されてる間も、私は密かに内装に目を光らせる。
部屋の真ん中に鎮座する本物の木のようなキャットタワーはどこで買えるのだろう?
このキャットウォークは使えるな。
夢が膨らむ。
値段はいとわない。
なぜなら私は7億持っているのだから。

50枚の宝くじは結局ただの1枚たりとも当たりはしなかった。
おかしい。
人から貰ったら当たると言われた宝くじを50枚も持っていた私に当たらずして、一体誰に当たっているのだろう?
どうせもうすぐ豪邸に引っ越すからと、掃除もおざなりにしていた汚い部屋で放心する。
今朝、オーブンが壊れた。
また出費だ。
だが、掃除はしない。
しなくていいのだ。
オーブンを買ったら、宝くじくれるキャンペーンをやってるかも知れないではないか。
そしたら実家に帰る途中のあの土地を買って猫仕様の豪邸を建てて…




この内装、いただきます。



オレの個室も頼むぞ






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raipi

Author:raipi
京都在住 ♀ A型 水瓶座

ライアン ♂ 2006年8月20日生

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